この記事でわかること
月3万円の積立投資で1000万円に到達するまでの期間を、利回り別・シミュレーション付きで解説。新NISAを活用した非課税運用のコツも紹介します。

結論:月3万円の積立で1000万円は「約20〜28年」が目安
「毎月3万円を投資に回せば、いつか1000万円になるのだろうか」——そう気になっている方は多いと思います。結論から言えば、年利3〜5%程度で運用できた場合、おおよそ20〜28年で1000万円に到達できると試算されています(元本割れリスクがある点はご注意ください)。
本記事では利回り別のシミュレーションと、新NISAを使った効率的な積立方法を具体的にご説明します。
この記事の結論
月3万円の積立は年利5%の想定で約20年・年利3%で約24年が1000万円到達の目安。新NISAで非課税運用すると差がさらに広がる。
利回り別シミュレーション:1000万円まで何年かかる?
月3万円を毎月積み立てた場合の元本と運用益の推移を、主要な利回りごとにまとめると以下のようになります(複利・毎月末積立で試算)。
| 年利(想定) | 1000万円到達 | その時点の元本 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 0%(貯金のみ) | 約27.8年 | 約1,000万円 | 0円 |
| 3% | 約24年 | 約864万円 | 約136万円 |
| 5% | 約20年 | 約720万円 | 約280万円 |
| 7% | 約17年 | 約612万円 | 約388万円 |
※上記は金融庁「つみたてNISAシミュレーター」と同様の複利計算に基づく参考値です。実際の運用成績は市場環境により変動し、元本割れが生じる可能性があります。
注目したいのは運用益の差です。年利5%で運用できた場合、貯金だけよりも約8年早く1000万円を達成できる計算になります。長期投資では「複利の力」が大きく働くため、早く始めるほど有利になると言われています。

なぜ「年利5%」が目安として使われるのか
投資シミュレーションでよく用いられる年利5%という数字は、過去の全世界株式インデックスファンドの長期リターン実績を参考にしています。たとえばMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)の過去30年(1994〜2024年)の年率リターンは概ね7〜8%程度(ドルベース)と報告されています(出典:MSCI公式データ)。
ただし、為替変動・運用コスト・税金を考慮すると、実質的なリターンは低くなるケースが多いです。そのため「年利3〜5%」を目安にシミュレーションするのが一般的です。将来の運用成績を保証するものではない点は必ず念頭においてください。
新NISAを使うと「運用益への課税ゼロ」で差がつく
通常、投資で得た利益には約20.315%の税金がかかります。たとえば運用益が280万円あっても、課税口座では約57万円が税金として差し引かれます。しかし新NISA(2024年開始)のつみたて投資枠を利用すると、年間120万円(月10万円)まで非課税で積み立てられます(出典:金融庁「新しいNISA」公式ページ)。
月3万円の積立であれば年36万円となり、つみたて投資枠(年120万円)の範囲内に収まります。非課税保有限度額は生涯1,800万円と定められており、長期積立に非常に適した制度と言えます。
- 非課税期間:無期限(旧NISAは最長20年)
- 年間投資枠:最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)
- 対象商品:金融庁が定める基準を満たした投資信託・ETFなど

実践のコツ:積立を長続きさせるための3つのポイント
① 「自動積立」を設定して手間をなくす
証券口座の自動積立機能を使えば、給与振込後に自動で投資信託を購入できます。「余ったら投資する」ではなく「先に投資分を確保する」仕組みを作ることが、長続きの秘訣と言われています。
② 生活費の6ヶ月分の緊急予備費を確保してから始める
急な出費で投資資金を取り崩すと、複利の効果が薄れてしまいます。まず生活費の6ヶ月分程度を普通預金に確保してから積立を始めると、相場が下落しても慌てず継続しやすくなります。
③ 相場が下がった時こそ「口数が多く買える」と考える
積立投資(ドルコスト平均法)では、価格が下がった時ほど同じ金額で多くの口数を購入できます。長期的に見れば、下落局面でも積立を続けることが平均取得単価を下げる効果につながると考えられています。途中で売却や積立停止をしないことが最大のコツです。
まとめ
- 月3万円の積立で1000万円を達成するには、年利3%で約24年、年利5%で約20年が目安とされます。
- 新NISAのつみたて投資枠(年120万円)なら月3万円は枠内に収まり、運用益が非課税になります。
- 全世界株インデックスなど低コストのファンドを選ぶと、長期で複利の恩恵を受けやすいと言われています。
- 自動積立の設定と緊急予備費の確保が、継続投資の土台になります。
- 元本割れリスクがある点を理解した上で、長期目線で続けることが重要です。
よくある質問
Q: 月3万円の積立を途中で増額したら、1000万円に到達する時期はどう変わりますか?
A: 増額すれば到達時期は早まります。たとえば5年後から月5万円に増やした場合、年利5%の想定では20年を切るペースになる可能性があります。ライフプランに合わせて定期的に積立額を見直すことをおすすめします。
Q: 新NISAで運用している途中で解約(売却)してしまうと何か問題がありますか?
A: 新NISAは売却自体はいつでも可能ですが、使った非課税枠のうち「簿価(取得価額)分」は翌年以降に復活します。ただし、途中売却は複利効果を損なう可能性があるため、長期保有が基本的な使い方として推奨されています。
Q: 月3万円でおすすめの投資信託の選び方は?
A: 一般的に、信託報酬が年0.2%以下の低コストな全世界株式型または全米株式型インデックスファンドが、長期積立に向いていると言われています(例:特定のファンド名は変動するため、金融庁「つみたてNISA対象商品一覧」で最新情報を確認することをおすすめします)。
Q: 積立を始める年齢が遅い場合(40代・50代)はどうすればよいですか?
A: 40代から月3万円・年利5%で始めた場合、65歳時点で約1,500万円超になる試算もあります(複利計算)。「遅すぎる」ということはなく、始めた時点が最も早いタイミングとよく言われています。退職金や相続資産との組み合わせも含めてFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのも一つの方法です。
Q: 月3万円の積立に向いている証券口座はどこですか?
A: 自動積立機能が充実していて、取扱ファンド数が豊富な証券会社を選ぶのが一般的です。松井証券はNISA・投資信託に対応しており、口座開設費・口座管理費ともに無料で始めやすいと言われています。
本記事はプロモーションを含みます。投資はリスクがあります。

