この記事でわかること
スマホ2回線持ちの月額費用を最小化する方法を徹底解説。メイン回線とサブ回線の最適な組み合わせで、月3,000円以上の削減も狙えます。具体的な料金比較と乗り換え手順も紹介。
「2回線持ちは贅沢では?」と思っていませんか。実は正しい組み合わせなら、1回線だけのときより安くなるケースもあります。仕事用とプライベート用、あるいはデータ通信用と通話用にうまく役割を分ければ、トータルコストをぐっと抑えられます。この記事では読者の代わりに料金を計算し、無駄ゼロの2回線プランを提案します。
この記事の結論
大手2回線持ちを「サブブランド+格安SIM」に切り替えれば、月9,000円超の削減が狙える可能性があります。

2回線持ちの平均コストと「損している人」の特徴
総務省「家計消費状況調査(2023年)」によると、世帯あたりの通信費は月平均約1万4,000円。2回線持ちの場合、大手キャリアを2本そのまま契約しているケースでは月2万円超になることも珍しくありません。
損しやすいパターンは主に3つです。
- 大手キャリアの高額プランを2本そのまま継続している
- サブ回線を「念のため」で持ち、ほぼ使っていない
- データ容量を余らせているのに大容量プランのまま
これらを改善するだけで、月3,000〜8,000円の削減が現実的に狙えます(各社公表料金をもとに試算)。
メイン回線の選び方:データ量と通話頻度で決める
メイン回線は「安定性」と「コスパ」のバランスが重要です。以下の基準で絞り込みましょう。
月間データ使用量を3か月分で確認する
スマホの設定画面(iOSなら「設定>モバイル通信」、Androidなら「設定>ネットワーク>データ使用量」)で過去の使用量を確認します。平均が10GB未満なら、大手3キャリアの「サブブランド」や格安SIMで十分です。
- 月3GB以下 → 格安SIM(例:ごえんモバイルなど) 月額880円〜
- 月3〜15GB → サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル) 月額2,365円〜
- 月15GB超 → 楽天モバイル(Rakuten最強プラン、3GB未満なら1,078円) 月額1,078円〜3,278円
例えば月10GB使用の場合、大手キャリアの無制限プラン(約7,000円)からUQモバイルの15GBプラン(2,365円/月)に変えるだけで月4,635円=年間55,620円の削減になります。
サブ回線の選び方:「最安×目的特化」が鉄則
サブ回線に求めるのは「最低限の機能を最安値で」です。用途別に最適解が変わります。
通話専用サブ回線が欲しい場合
仕事番号を分けたい人にはデータ通信なし・通話のみのプランが有効です。IIJmioの「音声SIM 低容量プラン(2GB)」は月770円〜。番号を分けるだけなら格安SIMのデータ最小プランで対応できます。
データ専用サブ回線が欲しい場合
タブレットやルーターにも使いたい、または国内旅行や遠征時のバックアップ回線として使う場合は、月1GB以下の格安データSIMが最適です。ごえんモバイルのような低容量プランは月数百円から契約可能で、使わない月は無駄になりません(※各社の最新料金は公式サイトで要確認)。
海外出張・旅行が多い場合
楽天モバイルはデータ通信が2GBまで海外でも追加料金なし(対象132カ国・地域、2024年時点)。海外用サブ回線として月1,078円で持っておくと、海外専用SIMを都度買うコストを節約できます。
【組み合わせ例】月料金シミュレーション3パターン
実際の料金(各社公表の税込価格をもとに2024年時点で試算)で比較します。
| パターン | メイン回線 | サブ回線 | 月合計 |
|---|---|---|---|
| 大手2本(現状) | 大手キャリア無制限 約7,000円 | 大手キャリア 約5,000円 | 約12,000円 |
| パターンA(おすすめ) | 楽天モバイル 約2,178円 | 格安SIM 約550円 | 約2,728円 |
| パターンB | UQモバイル15GB 約2,365円 | 格安SIM 約550円 | 約2,915円 |
| パターンC | ワイモバイル 約2,365円 | 楽天モバイル 約1,078円 | 約3,443円 |
パターンAなら現状比月約9,272円削減=年間約11万1,000円の差になります(条件・割引により異なります)。
実践のコツ:乗り換え前に必ず確認すること
節約効果を最大化するために、以下のステップを順番に踏んでください。
- 現在の契約内容を確認:違約金・解約月・セット割の有無をマイページで確認(解約タイミングを誤ると1〜2万円の違約金が発生する場合あり)。
- MNP予約番号を取得:番号を変えずに乗り換える場合は必須。有効期限は15日間(事業者によって異なる)。
- SIMロック解除:2021年10月以降発売の端末は原則SIMフリーだが、それ以前の機種は解除手続きが必要(キャリアの公式アプリ・サイトから無料申請可)。
- 新回線を先に開通してから旧回線を解約:通信が途切れない順番が重要。特にサブ回線で試してから慣れたらメインを乗り換えると安全。
- 3か月後に使用量・通信品質を再評価:「やっぱり通信が遅い」と感じたら、サブブランドに戻すことも視野に。
まとめ:2回線節約の要点
- 大手キャリア2本持ちは月1万円超になりがち。サブブランド×格安SIMの組み合わせで月3,000円以下も狙える。
- メイン回線はデータ使用量を3か月平均で計算してから選ぶ。
- サブ回線は「目的を1つに絞る」ことで最安プランが選べる。
- 乗り換え前に違約金・SIMロック・MNP番号の3点を必ず確認。
- まずサブ回線から乗り換えて、通信品質を体験してからメインを変えると失敗しにくい。
よくある質問
Q: 2回線持つと端末が2台必要ですか?
A: 必ずしも必要ありません。デュアルSIM対応スマートフォン(iPhoneはiPhone XS以降でeSIM対応)なら1台で2つの回線を使えます。物理SIM+eSIMの組み合わせが一般的で、端末代の追加投資なく2回線運用が可能です。
Q: 格安SIMにすると通信速度は落ちますか?
A: MVNOと呼ばれる格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、昼(12時台)や夜(18〜21時台)のピーク時に速度が落ちる傾向があります。一方、サブブランド(UQモバイル・ワイモバイル)は大手の自社系列で回線を優先的に使えるため、速度の安定性は格安SIMより高いとされています。使用シーンに応じて選びましょう。
Q: サブ回線の維持費が0円になるプランはありますか?
A: 完全0円の維持費プランは2024年現在、大手3キャリア・サブブランドでは提供されていません(楽天モバイルも2022年7月に無料プランを廃止)。ただし月1GB以下の超低容量プランなら月数百円〜で維持できるサービスがあります。
使用頻度が極めて少ない場合はデータ繰り越し型のプランを選ぶと割安感が高まります。
Q: 仕事用とプライベート用で番号を分けるメリットは何ですか?
A: 主なメリットは①業務終了後に仕事着信を物理的にオフにできる、②経費精算で通話料を正確に分けられる、③転職・独立時に番号を引き継ぎやすいの3点です。副業や個人事業主の方は特に番号分けを検討する価値があります。
Q: 家族で2回線ずつ持つ場合、家族割は使えますか?
A: 同じキャリア内での家族割は適用される場合があります。ただしメイン回線とサブ回線が別キャリアの場合、割引は各社の条件次第です。例えばUQモバイルの「家族割」は同一名義のUQ回線間では適用外の場合もあるため、加入前に各社の公式サイトまたはサポートで確認することを強く推奨します。
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