格安SIM乗り換え前に確認すべきデメリット7選|後悔しない完全ガイド

hr-card-1216-q88 固定費・節約術

この記事でわかること

格安SIMのデメリット・注意点を乗り換え前に徹底解説。通話品質・キャリアメール消滅・テザリング・SIMロック・ペア割終了など7つのリスクを具体的な金額と対処法つきで整理。後悔ゼロで乗り換えたい方の決定版記事。

格安SIM デメリット 注意点 乗り換え 前に 確認

結論:格安SIMは月2,000〜5,000円安くなるが、7つの落とし穴を知らずに乗り換えると損する

格安SIM(MVNO)に乗り換えると、大手キャリアと比べて月2,000〜5,000円ほど安くなるケースが多い(各社公式料金表の比較による2024年時点の目安)。

この記事の結論

格安SIMは月2,000〜5,000円節約できるが、7つのデメリットを事前確認しないと後悔しやすい。

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ただし、確認せずに乗り換えると「通話品質が落ちた」「キャリアメールが使えなくなった」「ペア割が消えて家族全員の料金が上がった」などの後悔につながる。

この記事では、乗り換え前に必ずチェックすべき7つのデメリットと、それぞれの具体的な対処法を順番に説明する。

デメリット① 昼12時〜13時の通信速度が遅い

格安SIMは大手キャリアの回線を借りて運営している。そのため、混雑する昼休みや夕方(17時〜19時)に速度が低下しやすい。

総務省「電気通信サービスの品質に係る情報の公表」によると、MVNOの通信速度は混雑時間帯でキャリアの10分の1以下になる事業者も存在する(2023年調査)。

動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードを昼休みに行う人は、速度低下がストレスになりやすい。外回り営業・リモートワークでビデオ会議を多用する人は特に注意が必要だ。

対処法:IIJmioやmineo、楽天モバイルなど、速度測定サービス「みんなのネット回線速度(みんそく)」で実測値を事前に確認する。混雑時の中央値が5Mbps以上あれば、動画視聴(標準画質)は問題ない目安だ。

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デメリット② キャリアメール(@docomo/@au/@softbank)が使えなくなる

格安SIMへ乗り換えると、キャリアメールアドレスは原則として使えなくなる。

ただし2021年末以降、docomo・au・SoftBankはそれぞれ月220円でキャリアメールを維持するオプションを提供している(各社公式サイト参照)。

年間にすると2,640円のコストになる。維持するかどうかは以下の基準で判断するとよい。

  • 銀行・証券口座の認証にキャリアメールを登録している → 移行前にGmailなどへ変更を
  • 学校・職場の連絡網がキャリアメール前提 → オプション維持か、事前に共有メールへ切り替えを
  • 家族・友人との連絡はLINEのみ → キャリアメール不要、オプション不要

Gmailなどの無料メールに切り替えれば年間2,640円を丸ごと節約できる。乗り換え前に登録済みアドレスをリスト化しておくと移行漏れを防げる。

デメリット③ 家族割・ペア割が終了して家族全体の料金が上がることがある

大手キャリアの家族割は、家族の一人が抜けるだけで残った全員の割引が消える仕組みが多い。

例えばdocomoの「みんなドコモ割」は3回線で月550円×3回線=月1,650円の割引。1人が格安SIMへ移ると残り2回線の割引が消え、月1,100円増加する。年間で13,200円の差になる。

自分だけ得しても家族全体でマイナスになるケースがある。乗り換え前に契約している割引プランの「人数条件」を必ず確認すること。

対処法:家族全員で格安SIMへ同時に移るか、楽天モバイルのように家族割が独立して成立する料金体系を選ぶと損失を避けやすい。

格安SIM デメリット 注意点 乗り換え 前に 確認

デメリット④ キャリア決済(ドコモ払い等)が使えなくなる

格安SIMはキャリア決済に非対応のため、乗り換え後はドコモ払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払いが使えなくなる。

影響が出るのは、Amazonや楽天などのネットショッピング、サブスク系アプリの支払いをキャリア決済にしている場合だ。

乗り換え前にサブスクの支払い方法をクレジットカードやPayPayに変更しておく必要がある。変更を忘れると、乗り換え当日からサービスが突然停止する可能性がある。

デメリット⑤ SIMロック解除と動作確認が必要なことがある

2021年10月以降に購入したスマートフォンはSIMロック禁止が原則だが、それ以前の端末はSIMロック解除が必要なケースがある(総務省ガイドラインより)。

また、端末によっては格安SIMのSIMカードを入れても一部機能(VoLTE通話・テザリングなど)が使えない場合がある。

以下の手順で事前確認を行う。

  1. 乗り換え先の格安SIM公式サイトで「動作確認端末リスト」を検索する
  2. 自分の端末型番を照合し、対応○・△・×を確認する
  3. △(一部制限あり)の場合はテザリングの可否など制限内容を確認する
  4. SIMロック解除が必要な端末はMy docomoなどで無料解除する

「対応端末リストにない端末」は動作保証外となり、不具合が起きても格安SIM会社はサポートしない。旧機種を使い続ける人は特に注意が必要だ。

デメリット⑥ 店頭サポートがほぼない・電話サポートが有料のことがある

格安SIMの多くはコストカットのために店舗数を絞っている。IIJmioやOCNモバイルONEなど、完全オンライン完結型の事業者は実店舗をほぼ持たない。

電話サポートも「平日10時〜17時のみ」「通話料有料」のケースがある。機種変更・設定変更・トラブル対応をすべて自分で行う必要がある。

スマートフォン操作に不安がある人や、60代以上の親へ格安SIMを契約させる場合は、mineo(実店舗あり)・UQモバイル(auショップ対応)・Y!mobile(ソフトバンクショップ対応)など、サポート体制が充実した事業者を選ぶほうが現実的だ。

デメリット⑦ 緊急速報・災害時の優先接続は大手キャリアより弱い場合がある

格安SIMは大手キャリアの回線を間借りしているため、災害時の通信規制や輻輳(ふくそう)が発生した際、大手キャリアユーザーより接続が繋がりにくくなる可能性がある(業界関係者の指摘として広く知られている)。

緊急地震速報や津波警報は受信可能だが、災害時の通話優先度は大手キャリアのユーザーが高い仕組みだ。

これを気にするなら、楽天モバイルのように自前の回線(MNO)を持つキャリアを選ぶか、格安SIMにしつつサブ回線として格安データSIMを持つ二刀流が現実的な対処法になる。

格安SIM主要4社のデメリット比較表

項目 IIJmio mineo UQモバイル 楽天モバイル
混雑時速度 △ 低下あり △ 低下あり ○ 比較的安定 ○ 自社回線
実店舗 × なし △ 少数 ○ auショップ △ 楽天モバイルショップ
キャリア決済 × 不可 × 不可 × 不可 × 不可
家族割 ○ 月55円割引 ○ 月55円割引 ○ 月550円割引 ○ 月110円割引
月額最安(1GB前後) 850円 990円 1,078円 1,078円(3GBまで)
向く人 コスト重視・自己解決できる人 サポート重視・シニア 安定性重視・au系利用者 データ大容量・楽天経済圏

※料金は各社公式料金表(2024年時点)を参照。プランや条件変更で変わる場合がある。

乗り換え前チェックリスト:この7項目を確認してから申し込む

  1. 昼間の速度が許容範囲か → みんそくで候補事業者の混雑時実測値を確認する
  2. キャリアメールの移行先を決めているか → Gmail等への変更を事前に完了する
  3. 家族割への影響を計算したか → 家族全員の現在の割引条件を書き出す
  4. キャリア決済の支払いを別手段へ変更したか → サブスクの決済方法を一覧化する
  5. 端末の動作確認リストを照合したか → 格安SIM公式サイトで型番確認する
  6. サポート体制が自分の希望に合っているか → 実店舗の有無と電話対応時間を確認する
  7. MNP予約番号の取得期限(15日間)を把握しているか → 取得後すぐに申し込む
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※料金・条件は必ず公式サイトでご確認ください

まとめ:格安SIMに向く人・向かない人

格安SIMは月2,000〜5,000円の節約になる有力な選択肢だが、全員に向くわけではない。

向く人の条件は以下だ。

  • スマートフォンの設定・トラブル対応を自分で調べて解決できる
  • 昼休みの動画視聴や大容量ダウンロードを外出先でしない、またはWi-Fi環境がある
  • キャリアメールをすでに使っていない、またはGmailに移行済み
  • 家族全員で乗り換えるか、家族割の影響を事前に計算済み

向かない人の条件は以下だ。

  • 外出先でビデオ会議・大容量通信を昼間に頻繁に行う
  • スマートフォン操作に自信がなく、店頭サポートを頻繁に使っている
  • 家族の一部だけ乗り換えて大手キャリアの家族割が崩れるケース

次の具体的な一歩として、まず乗り換え候補の格安SIM公式サイトで「動作確認端末リスト」と「料金シミュレーター」を確認し、現在の月額と比較することを勧める。

よくある質問

Q: 格安SIMに乗り換えると電話番号は変わりますか?

A: MNP(番号ポータビリティ)を利用すれば現在の電話番号をそのまま引き継げる。現キャリアでMNP予約番号を取得し、15日以内に格安SIM会社へ申し込めば手続きが完了する。番号変更なしで乗り換え可能だ。

Q: 格安SIMはテザリングできますか?

A: 多くの格安SIMでテザリングは利用可能だが、端末によっては制限がかかる場合がある。乗り換え先の動作確認端末リストで自分の機種の「テザリング対応」欄を事前に確認することが必須だ。対応端末であれば追加料金なしで使えるケースが多い。

Q: 格安SIMで楽天ペイやPayPayは使えますか?

A: 楽天ペイ・PayPayは格安SIM回線でも問題なく使える。使えなくなるのはキャリア独自の決済サービス(ドコモ払い・auかんたん決済・ソフトバンクまとめて支払い)のみだ。乗り換え前にサブスクの支払い方法をクレカやPayPayに変更しておけばよい。

Q: 格安SIMは契約期間の縛りがありますか?

A: IIJmioやmineoなど多くのMVNOは現在、契約期間の縛りなし・解約違約金ゼロが標準になっている(2023年以降の業界動向)。ただし初月の日割り計算の有無や事務手数料(3,300円前後)は各社異なるため、申し込み前に料金ページで確認することを勧める。

Q: 格安SIMに乗り換えた後、大手キャリアへ戻れますか?

A: 戻ることは可能だが、再度MNP手続きが必要になる。また、キャリアへ戻る際にキャンペーン適用外になることがある。乗り換えは1方向ではなく行き来できると理解しておくと、試してみるハードルが下がる。ただし事務手数料が都度かかる点は把握しておきたい。

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