この記事でわかること
通信費を月1,000円台に抑える方法を具体的な手順と削減額で解説。格安SIMへの乗り換えで年間6万円以上の節約も可能。おすすめプランの選び方・注意点もまとめました。

「通信費が高い」と感じているなら、まず現状の把握から
総務省の「家計消費状況調査(2023年)」によると、スマートフォンを含む通信費の月平均支出は1世帯あたり約1万3,000円前後。大手キャリア(docomo・au・SoftBank)のメインブランドを2台以上使っている家庭では月2万円を超えるケースも珍しくありません。
しかし結論からお伝えすると、格安SIM(MVNO/サブブランド)に乗り換えれば、1回線あたり月1,000〜1,500円台の実現は現実的に可能です。本記事では、どのプランをどう選べばその金額に収まるのかを、実際の料金数字を使って解説します。
大手キャリアと格安SIMの料金差を数字で比較
まずは現状の料金と格安SIMの料金を並べてみましょう。
| プラン例 | 月額(税込) | データ容量 |
|---|---|---|
| docomo ギガホプレミア(無制限) | 約7,315円 | 無制限 |
| au スマホスタートプランライト | 約4,928円 | 4GB |
| ごえんモバイル 5GBプラン(格安SIM) | 990円〜 | 5GB |
| IIJmio 2GBプラン | 850円 | 2GB |
(各社公式サイト・2024年時点の情報をもとに編集部まとめ。割引適用前の単体料金。)
仮にdocomoのギガホプレミアから格安SIMの990円プランに乗り換えた場合、月約6,325円・年間75,900円の削減になる計算です。家族2人で乗り換えれば年間15万円超の差になります。

月1,000円台を実現するプランの選び方3ステップ
ステップ1:自分のデータ使用量を確認する
まず直近3ヶ月のデータ使用量を確認してください。確認方法はキャリアの公式アプリ(My docomo / My auなど)から「データ利用量」を見るだけで1分もかかりません。
- 月3GB以下:2〜3GBプランで月850〜990円前後が狙い目
- 月5〜10GB:5〜10GBプランで月990〜1,500円程度
- 月15GB以上:楽天モバイルやahamoなど中容量プランも要検討
自宅・職場にWi-Fi環境があれば、外出先のみモバイル通信を使うため実際の消費量は思ったより少ないケースが大半です。
ステップ2:通話スタイルを確認する
格安SIMで月1,000円台に収めるには「音声通話SIM」が必要です(SMS・データ専用SIMは電話番号が持てないため注意)。音声通話SIMを選んだ上で、通話頻度に合わせてオプションを判断しましょう。
- 月の通話時間が10分未満 → かけ放題オプション不要でOK
- 月30分以上通話する → 5分・10分かけ放題(月500〜880円程度)を検討
かけ放題を追加しても月1,500〜1,800円台に収まるケースが多く、大手キャリアとの差は依然として大きいです。
ステップ3:MNP(番号ポータビリティ)で手続きする
今の電話番号をそのまま引き継げるのがMNPの仕組みです。手順は以下の通りです。
- 現在のキャリアでMNP予約番号を取得(オンライン・電話で申請、発行まで最短即日)
- 乗り換え先の格安SIM事業者でMNP転入手続き・SIMカードまたはeSIMを申し込む
- 新しいSIMが届いたらAPN設定を行い開通(作業時間は15〜30分が目安)
- 現キャリアの解約は乗り換え先で自動処理されるため不要
契約時のポイント:MNP予約番号の有効期限は15日間のため、乗り換え先を決めてから取得するとスムーズです。
格安SIM乗り換えで注意すべき3つのポイント
①キャリアメールは使えなくなる
@docomo.ne.jp や @ezweb.ne.jp などのキャリアメールは原則使えなくなります(一部キャリアは有料で継続可)。GmailやYahoo!メールへの移行を先に済ませておきましょう。
②セット割が外れる可能性がある
光回線とのセット割(ドコモ光セット割など)を受けている場合、乗り換えで割引が消えることがあります。現在の請求書を確認し、セット割込みの合計額と比較してから判断してください。
③通信速度は時間帯によって低下する場合がある
MVNOは大手キャリアのネットワークを借りているため、昼12時〜13時・夜18〜21時の混雑時間帯に速度が下がることがあります。動画をヘビーに使う方はサブブランド(UQ mobile・Y!mobile)も選択肢に入れてください。

実践のコツ:乗り換え後に「月1,000円台」をキープするために
- 自動更新型プランを選ぶ:使い過ぎた月だけ自動的に上位プランへ移行するタイプは、意図せず料金が上がるリスクがあるため、固定容量プランの方が管理しやすい。
- Wi-Fiをフル活用する:自宅・カフェ・コンビニのWi-Fiを積極活用し、データ消費を3GB以内に抑える習慣をつける。
- 半年に1回は料金を見直す:格安SIM市場は競争が激しく、新プランが次々登場します。6ヶ月ごとに比較サイトをチェックする習慣が節約を持続させます。
まとめ
- 大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、月5,000〜6,000円・年間6〜7万円の削減が狙える(使い方による)
- 月1,000円台の実現には「データ使用量3〜5GB以内+音声通話SIM」の組み合わせが鍵
- MNPで今の電話番号を引き継げる。手続きは最短1〜2日で完了
- キャリアメールの移行・セット割の確認を先に行うとトラブルを防げる
- 通信速度が気になる場合はサブブランド(UQ mobile・Y!mobile)も検討する価値あり
よくある質問
Q: 格安SIMへの乗り換えにかかる初期費用はいくらですか?
A: 事業者によって異なりますが、SIMカード発行手数料として220〜433円(税込)程度かかるケースが一般的です。eSIMに対応している事業者であれば0円〜のところもあります。スマートフォン本体は現在使っているものをそのまま使えることが多く(SIMロック解除が必要な場合あり)、端末代の初期費用はゼロで乗り換えられるケースがほとんどです。
Q: 今使っているスマートフォンはそのまま使えますか?
A: 2021年10月以降、法改正により国内販売のスマートフォンはSIMロックを解除済みで販売されています。それ以前に購入した端末はキャリアのサポートページから無料でSIMロック解除が可能です。ただし、乗り換え先の格安SIMが対応している通信方式(バンド)に端末が対応しているか確認が必要です。乗り換え先事業者の「動作確認端末リスト」でチェックすることをお勧めします。
Q: 通話は普通にできますか?かけ放題は必要ですか?
A: 音声通話SIMを選べば普通に通話できます。ただし、格安SIMの通話料は20〜22円/30秒が相場で、大手キャリアと同水準です。月の通話時間が合計30分を超えるなら5〜10分かけ放題(月500〜880円程度)の追加を検討してください。
LINEやSlackの無料通話を活用する方なら、かけ放題なしで十分なケースも多いです。
Q: 解約違約金はかかりますか?
A: 2022年の電気通信事業法改正以降、大手キャリアの多くは違約金を撤廃または大幅に引き下げています。ただし、分割払いで端末を購入している場合は残債の一括払いが求められることがあります。乗り換え前に現在の契約内容を確認するようにしてください。
Q: 家族全員で乗り換えると節約効果は大きくなりますか?
A: はい、大きくなります。例えば大手キャリアのプランを使っている4人家族が全員格安SIMの1,000円台プランに移行した場合、月2万円超 → 月4,000〜6,000円程度となり、年間で17〜19万円前後の削減になる計算です(各自のプラン・割引状況による)。
格安SIMには家族割がない事業者も多いですが、それでも1人1人の単体料金が安いため、大手キャリアの家族割込み料金を下回るケースがほとんどです。
本記事はプロモーションを含みます。

